はてはてこれからどう暮らしていきましょうかと、やはり考えてしまいます。
祖父母が暮らしていた家、また整理せねばと思ったままの納屋を眺める。そういえばここで山羊を飼っていた頃もあったそうな。
近所の人曰く、この家は築100年らしい。100年前の暮らしに思いを馳せる。
そのあと、曽祖父の写真を眺める。
血の繋がりを確信できる顔で、着物姿で微笑んでらっしゃる。
会ったことはないが、大酒飲みだったという情報しか残っていない。
間違いなく僕の遺伝子に彼の知識があるわけで、「はてはてこれからどう暮らしていきましょうかと」問うてみる。
うずらを飼いなさい。
という声が聞こえたような気がしまして、はてはて困りました。あれはとってもかわいいのよ。
小林