2023年12月16日 ふったりやんだり。海は荒れ模様。
早朝、罠の見廻りに出かけて帰宅。すぐに用意して椒の「森の学校だんだん」へ。機材を詰め込んだサンバーバンで向かうわけだが道中、奥須井の人に出会ってしばらく話をしたり、猟友会の会長が、もう一人の猟師さんと100kgはありそうな猪を軽トラに積んでいるところに遭遇し、羨ましいやら話を聞きたいやらで興奮してしまうが…会場へ。
可愛く飾り付けをしてくださっていたり、昼食や喫茶の準備で忙しくされている中、僕たちは機材を搬入し準備してリハーサル。全機材持ち込みの完全手作りライブはじまりはじまり。
お客さんは15名限定の予定でしたが20名以上集まり、昼食(カレーかうどん)に栃餅のぜんざいをいただいたあと開演。演奏のお供はコーヒーに手作りのパウンドケーキ。
もちろん色々と課題はあるけれど、何も盛らない背伸びしない僕たちらしい演奏ができたように思うし、何よりこの地でうまれたものをそのままこの地にお返しさせてもらえる歓び。全くこれまでの音楽活動と違った体験をいただけてありがたかった。
一旦これを軸に、この地の音に同調していきたいんだなぁ。
突然話がやってきた今回の企画でしたが、色々な人があちこちで噂してくださっていたことが形になった様子で…誰にどのように感謝すれば良いやら本当に嬉しかった。
演目
- 亀虫
- 春夏秋冬(泉谷しげる)
- 雑草
- 風景(ザ・ディランII)
- フラクタル構造が見えた
- 誕生
- 夢で逢いましょう(永六輔/中村八大)
- 魚みたいに泳ぐ船
- 夏祭り(井上陽水)
- メッセージソング(南正人)
- 死者の声
- <アンコール>青年は荒野を目指す(五木寛之/加藤和彦)
こんなにたくさんカバー曲を導入してみたライブもはじめてでありました。
「森の学校 だんだん」の向かいに小さな郵便屋がある。隣に大きなキャンピングカーとジープが駐車してあって、大きなアンテナも設置されている。そして熊みたいな大きくて真っ黒のかわいい犬が…郵便屋さんから出てくる。聞くところによると中にいるらしい。あともう一匹いるやらいないやら。その郵便屋の人は昔音楽をやっていたとかそんな話も。すごく気になる! 今度行ってみることにしよう。
夕方帰宅したら、気温がぐーんと下がってきて風も強くなってきた。