海岸清掃中に見つけた、なかなかお洒落な亀虫。ブチヒゲカメムシかな?
スマートフォンが雨と汗でベトベトになっており、ぼやけた写真になってしまった。
2024年7月14日 雨。
朝8時より部落の日役で海岸清掃。漂着した人工ゴミを集め袋に入れる。そして大きな流木等は数カ所に集め、後日焼却予定。海水浴場ではないけれど僕たちのプライベート磯。きれいになってスッキリ。ただ土日祝日はなんだかんだで他所から人がやってきて、ゴミを残して帰っていかれることが多い。ある時はバス停として使われていた小屋一杯に、ゴミが満たされていたこともあったそうな。こんな美しく豊かな景色でさえ、ただ消費してしまうとは。
海岸の清掃が終わった頃、部落の老人会が公民館や神社周辺の草刈り清掃を行っておられた。小雨の中1時間程作業された後でお疲れの様子。「小林くんちょっと機械持ってきて草刈ったってぇな。」と声がかかった。「はいーよろこんでー!」と対応したら、ほんの少しのことなのに随分と喜んでいただけた様子。そしてその流れで、「9月末開催予定の老人会の交流会で演奏して欲しい」と依頼が入った。ついにきました本丸!この部落で生まれた歌をこの部落にようやくお返しできる。
帰宅後は急いで用意し、三原区のジャガイモ掘りイベントへ。結構遅刻してしまったので、ジャガイモ掘りは殆ど完了していたけれどいいのだ。ここで1年分のジャガイモをいただいて帰るのが、何年も習慣になっている。持ち帰ったジャガイモは土蔵で保管。頻繁に芽かきをしないと、芽がぐんぐんのびて可食部分がふにゃふにゃになってしまう。この芽かき作業、難しいことはないけれど量が量なので面倒に感じることがある。でも大事な作業。一般的に売られているジャガイモは、芽止めのために放射線が照射されている。健康への悪影響はないとのことだけれど、僕はそういう話、一切信用しない。
ジャガイモ掘りが終わると昼食。昼食は、
- そうめん流し
- 蒸したジャガイモをバターやイカの塩辛で
- おむすび3種
- キュウリやトマト丸ごと
- ピーマンの炒め物
- 希望者には猪や鹿肉の燻製
と、豪華で豪快な献立。昼食は各自、竹で器やお箸を作ってからいただく。これもまた大人も子どもも楽しい。今日は雨だったけれど、50人くらい集まって賑やかだった。
キュウリ食べ放題!
キュウリをボリボリかじりながら、豪快に食べるそうめんは夏そのものだなぁ。
流れるのはそうめんだけではない。トマトやキュウリも流れる。高速で流れるので盛り上がる。
お腹いっぱいになった上、たくさんのジャガイモ、キュウリ、ニラをずっしり抱え「次は稲刈りですねー!」とお別れ。三原区の催しは色々と勉強になる。損得勘定する人がいないんだろうなと思う。こういう感じを追々、僕の部落にも輸入したいなぁとぼんやり思う。
終盤雨が強くなり、大人は「えらい天気になってしまったなぁ」と気にする。子どもたちは、テントの屋根のたるんだ部分にたまった雨水をわざと落とし、ビショビショになってキャァキャァ言って遊んでいる。頼もしい。どんな時も楽しみに変えてしまう技術、思い出していかなくちゃ。
その後八鹿まで1時間少々ドライブを楽しみ、運転免許証の更新。講習で見せてもらった映像は、交差点で死角から現れた人や車や自転車と接触するシーンばかり。毎度毎度ブレーキを踏もうと足が動き、嫌な汗をかいて疲れた。今回もめでたくゴールド免許をいただいた。また5年、無事故無違反でありますように。
せっかく八鹿まで来たので、大好きな魚屋さん養父の宿院商店へ。この店は子どもの頃は父親と一緒に来ており、氷の上に豪快に鮮魚が並べられている具合が大好き。「久しぶりですね。」とお店の方に声をかけていただき、近況を話してみたり。但馬の魚が少なかったので聞いてみたところ、どうも海水温が高く少ないとのこと。気温はまだ涼しいくらいだけれど、海水温は確かに上がっている様子。まだ7月の半ばなのに、もうオヤビッチャが来ているなんて話も先日聞いた。オヤビッチャ見に泳ぎにいかなくっちゃ。
なんかよく分からないけれど、今日もよく働いた。という気分で夜を迎えた。