今年もついにこの季節。

2024年9月3日 晴れ。北風で波が高い。

 今年もついにこの季節がやってきた。二十世紀梨の収穫期に突入。朝8時より仕分け作業。ひとつひとつ軽量し大きさごとに分類していく。そして梨にかけてある袋を外し、形状や肌の具合、傷んでいるところがないか、亀虫に吸われている場所がないか?などなど細かく確認。良いものは贈答用として箱詰めしたり、ひとつひとつ包装紙で包んだり。見栄えが良くないものは家庭用、傷んでいたり亀虫被害のものはジャム等加工用に分けていく。並行して葡萄の収穫もあり、とにかく作業作業作業。でもこの作業は5年目になるかな?最初はなかなかきつい作業に感じたけれど、すっかり慣れてきた。

 昼、7月の頭にも我が家にやってきた真弓さん繋がりの仲間3名、再び我が家へやってきた。ここ数年、海の季節に2度来てくれる。昼食後はすぐに御一行海へ。波は少々あったけれど、とても良い海だったそうな。9月は狙い目なんだ。

 僕は午後からは籾摺り作業。またまた玄米30Kg袋が仕上がる度に運んで積み上げていく、単純な肉体労働。9月の半ば過ぎまではこの作業も平行して続く。終わったら来年の準備。来年からは僕も自分の田を作ることになるので、まもなく実践に突入するということ。すっかりお手伝い気分は抜けており、各作業どうやってこなしていこうか随時考えるので忙しい。何せ機械一式揃えるのはまず不可能だし、機械が揃っている人に「よろしくお願いしまーす!」では何の身にもならない。持たぬ持てぬ者は、身の丈に合ったやり方を考え続けやすくすることが大事。流れを掴んだら、少しづつ増やしていくこともできる。

 夕方帰宅するとすっかり眠くなってしまった。でも本日の客人は本職が料理人。いつも色々と食材を抱えて持ってきてくれて、料理もどんどん作ってくださる。しかも、とても美味しい。ということで僕にとっても特別な日。家にいながら包丁を握ることなく、洗い物すらせず食べることができる。おいしい料理をゆっくりいただき、体を休めることができた。ありがたい!