鹿2頭いただきます。

 ↑鹿の肛門付近に噛みつき居座り吸血続け、財務省そっくりになってしまったマダニ。ナイフで刺すと、ドロっと汚れたエンジンオイルみたいな黒い血が出てきた。

 2024年9月30日 晴れ。

 昨晩帰宅したらもうボロボロで身体が動かずどうしようもなかったもので、「元旦以降休んでないし、明日はぼーっと映画でも見て休んだ方がいいよ」と真弓さんに言われ、素直にそうしようと決め床についた。久しぶりにぐっすり眠ることができたが、疲れは全く抜けておらず、朝食のあとまたゆっくり休もうと決めた。その最中、真弓さんが言った。「もう冷凍庫が空だわ。鹿肉ももうないわどうしよう。」

 朝8時より明日の秋祭りの準備へ。準備と言っても、大きなのぼりを立てていくくらいのものだけれど、年に春と秋の二回だけなので作業手順がなかなか頭に入らない。覚えなくっちゃなあ。

 帰宅し程なくすると、狩猟の師匠から入電。立て続けに鹿がかかり困っている様子。昨晩休むように言われたが冷凍庫は空、「頑張ってきてください」と無言の指示が下りまして「ありがとうございます助かりますいただきます!」

 その後、大きな雄鹿(もう発情の匂いがしている!)と若い鹿をデッキバンに乗せた師匠が来てくれた。いつになくお疲れの様子。ここのところ鹿の解体続きだったとのこと。それは大変だ。。。。一緒にいつもの場所に出かけ、丸々2頭解体し余すところなくクーラーボックスに詰め込み持ち帰った。そのあと、外の水道で洗いざっとトリミング作業し、水気を取りサラシでくるんで冷蔵庫へ。内臓系は塩水処理して血抜き。気がつけば夕方になっていた。

 夜は久しぶりの鹿ホルモン焼肉。猫たちも一緒にガツガツ食べる。鹿のハラミは薄いけれど絶品だ。そしてレバーを食べると、疲れが吹っ飛ぶ感じがした。カロリーではなく生命エネルギーを摂取している感が半端ない。朝、あれだけしんどかったのに。