2024年11月2日。風強くよく雨が降る。
昨日同様、いつものように真弓さんの父上が、ご飯とお味噌汁と焼き魚の朝食を作ってくださり、おいしくいただいた。その後、お土産を探しに近くの道の駅と酒屋へ。昨日同様、お土産を選ぶのはとても楽しい。お土産の行き先の顔や人柄を誇大に感じながら選ぶ。
「アジフライ食べたあと、元寇、いいんじゃない?」というコピーはいかがなものかなぁと思った。個人的には好きになれない笑えない。
その後、真弓さんの父上とお寺へ行き墓参り。昨夜に引き続き死んだ時にどうしたいのか、更に具体的に聞く。しかし檀家さんが多い現代的なお寺は美しく管理され凄いものです。宗教にお金がかかるというのはどうも納得できないけれど、でも先祖を大切にすることはとても大切なことだし、このように維持するには現代のシステムに乗る限りはお金がかかる。システムに大きなアップデートが必要な時期に突入していることも間違いないなぁと思う。
松浦シティホテルの温泉「まつらの湯」へ。見た感じは如何にもホテルの温泉という洗練された風貌で、個性薄めで好みではないなぁなどと油断しつつゆっくりあたたまった。そしたらなんと、上がってからの発汗がすごい。夏場の草刈りくらい汗が出る。ラジウム泉ということなので、頭の中は「空の大怪獣 ラドン」でいっぱいになった。そう、松浦シティホテルには「倭寇」と名付けられた宴会場があった。すごい名前付けるなぁ。
真弓さんの実家の氏神さん「淀姫神社」へお参り、ご挨拶に。
帰宅後は仏壇を開け、父上から先祖のお話、仏教の話を聞いた。そして松浦出身の奇人「徳田真寿」について教えていただいた。徳田真寿さん、非常に魅力的で親しみを感じた。
夕食は、鯵の刺身、鰤の刺身、豚肩肉のお鍋(味噌仕立て)。今夜もおいしくみんなでいただきました。
夜中、はっきりと発音して具体的すぎる真弓さんの寝言を聞くのに忙しく、なかなか眠ることができなかった。
「次の角のお豆腐屋さんによってください。あー通り過ぎたねー。」
「あと二駅だけどどうしたらいいですか?」「一応あの、予約したんですけどね。」
「電話持ってちゃんとしてください!」