とてもホッとした。まだまだこれからだけれど。

 2025年2月15日。晴れ。

 入院中の父が筋萎縮性側索硬化症(ALS)で、かなり進行していると診断を受けてから9日経過。その前からおそらくそうだろうと覚悟はしていたけれど、現実として受け止めて家族として必要な対応を進めていくのはやはり、精神的にも体力的にも経済的にも消耗する。それが嫌だとか面倒だとかそういった思いは微塵もなく喜んで動いているのでなんの問題もないけれど、細かいことが決まってくるまではなんだか漠然と心細い。心細いけれど不思議とまわりに支えてくれる人がたくさんいて、弟も妹も生き生きと頑張ってくれるのでなんとかなんとか。そして、しばらくの動きや方針は今日でまとまった。とてもホッとした。まだまだこれからだけれど。

 真弓さん北前太鼓の稽古があり、稽古場まで送迎。一時間の待ち時間を得たので読書。「植物は気づいている」の続き。木々に囲まれながらこの本を読んでいる僕に、木々たちは何を感じているだろう。

 かなり疲れがたまってきているようで、夕食時に少しお酒をいただくとあっという間に寝落ちしてしまう。いくらでも眠れるような気がする程、一日中眼が重い。