2025年3月6日。曇り時々雨。寒い冷たい。
朝から地元の小学校へ打ち合わせへ。この春から小学校と中学校が統合される。つまり長年歌い継がれてきた校歌が、もう歌われなくなってしまう。最後に歌われる校歌を録音し残したいとふと思い、狩猟の師匠に相談してみたところ….色々と調整くださり実現に至れそう。校歌なんて失われるのであれば仕方がないことかもしれないけれど、何か暮らしに人生に迷いが生じた時、何者なのかルーツはどこにあるのか?そんなことを思い出す必要が出た時に、大切な意味を帯びてくることがあるはず。
午後から昨日の続き。週末の演目の練習を兼ねてレコーディング。今日は久しぶりにMacを出してきてDAWを使うことにした。結局デジタルになるのであれば、無理にDAWを拒否する必要もなかろう。ようは、DAWという盛りだくさんの機能を使わないようにするということ。マイクは4本、変な編集はしない。ただ、長らく使っていなかったこともあり、余計な機能に邪魔をされたりとトラブル多発。特に困ったのは、自動的にリズムの揺れを補正しようとする機能。これにはまいった。独特のノリが大切なのに、メトロノームに合わせようとしてくる。
これで良し!と思ったテイクもなんだかおかしなことになり、結局、16時20分からの通し演奏で完了。最後はもうイライラして余計なことをしてくるDAWに腹がたったけれど、「17時まで時間があれば、あと一回は通せる」と真弓さんに言われ言うことを聞いた。聞いてよかった。弾き損じた音などもあったけれどこれでよし。最後の曲のアレンジもシンプルにまとまった。録音完了後から、1時間程整音作業をし完成。一切余計な加工はしない。リバーブもなし。これでいいのだ。