8分ではなく2,400分。

 2025年3月16日。雨。とても寒い。

 真弓さんは伊勢でライブとのことで、朝7時に竹野駅へ送りいってらっしゃいませ。一旦帰宅し、猫たちのご飯などなど済ませてから養父のビバホールへ。出番は一番目なので、出番前に機材の準備と軽いサウンドチェックを済ませた。ステージ裏で休んでいると「畳のお部屋ありますよ!」などとスタッフの方が声をかけてくださる。それは流石に待遇が良すぎて居心地が…。「ここでいいです、ここが好きです」と回答したりしていた。

 しっかりと昼食が用意され、関係者や韓国から来日のアーティスト達とありがたくいただいた。福音派のキリスト協会が主催ということで、常に祈りがあり丁寧で気配りあふれる場となっていた。幼い頃、母がキリスト教系の某団体に加入してから、クリスチャンとして育てられたので、全く同じではないがよく知っている空気感でとても懐かしかった。でも同時に抜けた身でもあるので、この場で歌って良いものなのかぐるぐる思ったりもしていた。関係ないと分かってはいるのだが。

 そうこうしていると、竹野からバスがやってきた。全くキリスト教関係ない竹野の面々が30名もバスに乗ってやってきてくれて、「応援にきたでー」と。なんとびっくりありがたい。僕の持ち時間8分だけどいいのですか???? もはやよく分からないけれど、先日の芝居小屋ロックフェス〜辰巻〜にせよ本日にせよ、一度に300人以上の人に聞いていただける機会。一生懸命歌うべし。それ以外のことは考えなくていいや。

演目

  1. 死者の声
  2. 誕生

 竹野組はてっきりnanairoで出演と思っていたようで、真弓さんのことをえらく心配された。なんなら何かふたり…あったの?などとまで心配されてしまった。笑

 韓国からのミュージシャンの演奏や演劇等々、しっかりした技術に裏付けられた品質の高いものだった。終演後の打ち上げにも呼んでいただき、色々と知らない世界の話が知れて面白かった。