味噌作りからのセッション。

 2025年3月30日。雨、雪、霙、とても寒い。

 昨日はお休みした味噌作りの三日目最終工程。大豆を茹で、茹で上がった大豆をペースト状にし、米麹とまぜてから樽に詰め込んでおしまい。あとは寝かすのみ。昨年はミンサーの故障があったりして長時間の作業になったけれど、機械が壊れなかったのであっという間に終わった。こういった作業をしている時も、ふと思ったことを口にしてケラケラ笑っていると、「また新しい歌ができるぞー」と色々な人から言われ笑われる。本当にその通りで、そういうことが伝わっており笑いにまでなるだなんて幸せなこと。

 参加者の1名が、セコ蟹を贅沢に使った蟹飯を早朝から仕込んでくださったようで、お土産にいただいた。お昼ご飯が一気に豪華になった。

 13時過ぎ太陽家にドラムセット等を搬入。15時より但馬、丹波の音楽仲間が太陽家に集いセッションして遊ぶとのこと。そして14時より真弓さんは北前太鼓のお稽古ということで稽古場へ送迎。小林はその後部落の公民館へ戻り、15時より会計の監査。真弓さんは15時半からセッションに参加し、小林は17時前から参加。21時頃まで入れ代わり立ち代わり、セッションが続いた。

 個人的に、どうしてもカバー曲の準備に時間を割くくらいなら自分の曲づくりに時間を使いたい。そしてどう頑張っても人の曲に入り込むことができないので、こういう会はすっかり億劫になっていた。なんだけれど、参加者の姿を見ていると本当に楽しそうで僕も楽しくなってくるし、そういえば音楽をはじめた頃はこういうの楽しかったし….などなどふと思う。つまり、自分の曲云々は言い訳で、これまでの流れでひねくれてしまっただけなんだろう。そういうことは忘れて、もう一度一緒に純粋に楽しめるようになれそうな感覚を少し思い出せて嬉しかった。

 Danelectro3兄弟。しかし、エレキシタール持っている人とはじめて出会った。そしてnanairoの曲にシタールを加えてくれたり、ベースラインを考えて来てくれる人がいたり、久しぶりにThe Velvet Undergroundを演ってみたりと、贅沢贅沢。

 あちこちで大人気のツコちゃんと真弓さん。これまでまだ数える程しか会っていないけれど、共通の仲間が多くそんな気がしない。