愛車のサンバークラシックを眺めると、こてんと横に倒れている。あれまぁ!と起こしてみたところ、こてんと反対側に倒れる。何度も起こしてみるが、その度に倒れる。倒れても無傷だがタイヤを地面に立つことができない。。。。
そんな夢に少々うなされて、嫌な予感を胸に起きた朝。
2024年2月5日 日帰り神戸の日。
朝8時に神戸へ向かって出発。そしてすぐに気がついた「車の調子がおかしい」。なんとか騙し騙し30分程進み、竹野町を出る直前でエンジンはかかるが一歩も進めぬ状態になった。いやはや参りましたねぇ。
今住む部落の長老の一人は若い頃から車に関わる仕事をされており、僕の両親もお世話になっていた。今は僕もお世話になっているので電話。そしたらなんとなんと、ものの15分程でレッカー車の手配、レンタカーの手配、そしてレンタカー屋までのタクシーの手配まで済ませてくださった。確か今は85歳で、いつ電話があっても対応できるよう寝る時も作業用のつなぎを着ておられるらしい。いつだったか「棺にもつなぎで入るんだ」と笑っておられたお顔を思い出した。かっこいい。
おかげさまで、まるでトラブルなどなかったかのように予定通りの時間に到着し、真弓さんも僕も全ての予定をこなすことができた。まずギターの師匠と2時間程ギターを。そのあと、”ろんぱり”のリハーサルを2時間スタジオで。真弓さんは魂の乗り物のメンテナンス。
帰路、ギターの師匠からメッセージ。
「やはり地球一周は40,075kmでした。意外と小さいよ。君の車はもう6周目超えてるで(笑)」
ぼちぼち腹を決めて楽にさせてやらねばかなと思っていたけれど、ここまで来たら月を目指したい気持ちが生まれてしまった。まぁ、あとは流れに身を任せましょう。
ちなみに月までの距離は約38万kmらしい。まぁ、月が今僕らが認識し教わった通りの存在だとしたらの話なので、それもまた本当か否かあやしいもんだけれど。