2024年4月20日 京都西院OOH-LA-LAにてライブ。
入り時間が遅めということで、普段より少しゆっくり目の10時30分頃出発。このくらいの時間に出発だと、お弁当も準備できるしなかなか助かる。念のため車中泊の用意も整えてブンブン走る。道中、特に出石から但東への道のりの景色が美しかった。紅葉樹の新芽の若い緑色と、針葉樹の深い緑で山はコモコモしてかわいい。そして随所に八重桜の濃いピンク色がこんもりもこもこ豪華華やか。風の匂いも春の匂い。季節毎この道を走るので、変化が本当に楽しい。
今日のライブは、Hurricane sally & Rewardが東京からやってくるということで、無理やりねじ込んでもらった。サリーちゃんは真弓さんがGirrrlというバンドで活動していた時の仲間。昨年の夏は竹野に遊びにきてくれて、一週間くらい寝食を共にした。この家の屋根の下で時間を共にすると、僕の中で家族感が育つ様子でとにかく会いたかったのだ。そしてライブハウスで会うのなら、互いに音を出せた方がいい。
それだけで十分なんだがそれだけではなく、Hurricane sally & Rewardのドラマーがどういうわけか、数年前から南トット氏に変わった。トットはナミさん(南正人)の息子さん。僕たち”ろんぱり”の3名は全員、ナミさんとの共演経験がある。僕はそれから特に…色々なことを自分でしっかり考えたり、掘り下げていくことが日常になったような気がする。そんな偶然とは思えないような縁がぐにゃぐにゃなって、今夜みたいな日が訪れた。ナミさんの悪戯だな。
そうそう、Hurricane sally & Rewardの最新作CDのジャケットで使われている写真は、僕がたまたま撮影した竹野の切浜の美しい夕焼け。
さてさて、本番前にサリーちゃんが衣装に着替えてやってきたら、
どういうわけか偶然、こういったことが起こる。たまげた。
HURRICANE SALLY & REWARD
終演後、トットが言ってくれた。”ろんぱり”の表現はずっと映像が浮かぶと。そして、ベースがいない編成ではあるけれど、互いに補い合っているとかそういう、ココで合っているみたいなことではなくて、もっと上の方、上の領域で合っていると。
妙に嬉しくなってしまって、帰路は休憩することもなく4時間夜道を走り、午前3時過ぎに帰宅した。
帰宅したらば、留守にする時だけドライフードにも慣れてもらわねばと導入した自動給餌器。猫たち破壊していた。ドライフードは少量で良いので時間がきたらパラパラっと最適な量出てくる仕様になっている。普段、鹿肉や魚などをガッツリ食べているので、「これだけかよ!? ふざけんなー!!」と、自動給餌器をどつきまわしたんだろう。食べる楽しみも喜びもないもんなぁ、ドライフード。
演目
- 新月の呟き
- 亀虫
- うそでもいいから
- 誕生
- Rainy Head
- 青年は広野を目指す(詞:五木寛之 / 曲:加藤和彦)
競演
赤目 / シン大阪Clippers / Hurrican esally&Reward(東京)/ ろんぱり