酒米の稲刈り。

暑い日は玄武岩の漬物石にくっつくと気持ちがいいらしい。

2024年8月26日 かんかん照り。

 朝、今日もとても暑いけれど、もう3ヶ月半も時が進めば雪が降ったりするんだよなぁと思い、除雪機の様子をみに行った。できるだけ月に一度はエンジンをかけて面倒をみるようにしていたが、ここしばらく忙しさと暑さで忘れていた。調子良くエンジン音も鳴り響き安心した。

 そして酒米の稲刈りへ。今年4反は酒米、残りの28反は食用の米2品種。大きなコンバインでバリバリ凄い勢いで刈っていく。僕の仕事はコンバインで刈ることができない田んぼの四隅(横に2歩半から3歩、縦に4歩の長方形エリア)や、稲が倒れてしまった部分をひたすら鎌で手刈り。眼鏡にワイパーが欲しいくらいに汗が吹き出続けた。

 酒米は籾の状態で農協へ納入。農協から提供された大きな袋に籾を入れ、軽トラックで運ぶ。結構な重さになっており、ここまで重いものを荷台に積んだ状態での軽トラックの運転は新鮮で楽しかった。農協に到着すると事務所の入口に、「過積載で発生した事故の責任を負うことはできません。」と書かれていた。なんとまぁ日本的だなぁと思った。この時期の農家の軽トラックは確実に過積載である。農協から提供された袋いっぱいに籾を入れると700Kgは超える。軽トラックの最大積載量は350Kg。笑

 まだ始まったばかりだけれど、初回の稲刈りが無事終わり夜は気持ちが良かった。9月に入ると果樹園の作業と稲刈りが並行してバタバタする。気がかりは猪だ。あちこちの田んぼに猪が入ったあとがある。今日刈った田も多くはないが被害が出ていた。今のところウリボーしか入っていない様子だけれど。そして今年もまた熊の話も耳にするようになってきた。ひとまず、農地のまわりに獣が居着きやすい環境を作ってしまわないように、冬場整備していかねばですよ。