即興墓参りアライグマ。

 2024年9月16日 とても暑い。今日は北風海は荒れている。

 今日も客人と共に昨日稲刈りイベントがあった三原へ。豊岡演劇祭のプログラム、岩下徹(dance)× 梅津和時(sax./cl.)即興セッション『みみをすます(谷川俊太郎同名詩より)』を楽しみに。

 お二人の表現は大好きで、今年で何度目だろう?3度目? 今年はこの三原でというのが嬉しかったなぁ。

その後は「三原地区のまち歩きガイド」にも参加。

「まち歩き」と言ってもここはどう見ても「まち」ではないし、そもそも「まち歩き」ではなく「墓参り」だった。笑 個人的にとても美しい場所で大好きな、土葬時代の埋め墓その名もダブセ。多くの人に知ってもらいたく、風化させたくない場所。何度も行って話を聞いているのに、毎回新しい話が出てくるので、ここは本当に凄い場所。

 終わってから、客人を江原駅まで送りお別れ。急に決まった来客だったのに、なんだかとても贅沢な時期でよかったよかった。

 夕方帰宅し、慌てて梨山へ。今朝は相当量アライグマによる被害が出たとのこと。二十世紀梨だけではなく、これから旬を迎える品種や洋梨も被害に。全滅のものもある。一通り歩き、侵入経路になりそうな箇所をリストアップ。そして落ちた梨は食べないと聞いていたので、変わり種を箱罠に仕掛けてまわった。汗だくでの作業を夕方すると、頭周辺で沢山の蚊が飛び回りとても気が悪い。獣たちは一生懸命生きているだけで何も悪くないんだが、本当に困ったものです。