2024年10月8日 阪神間は曇り。
朝、猫たちはかなり母の家に慣れた様子で嬉しかった。ただ、伊丹空港が近いので頻繁に飛行機の音がする。そしてすぐそばの川沿いの道は終始車が走っている。集合住宅なので、行き交う人の声や廊下階段に響く足音。風太(下の猫)は特にそういった音に敏感で、常に警戒している。僕も久しぶりにこの家で朝をむかえて感じたけれど、とても色々な音がする。竹野の家では、色々な風雨の音、鳥や獣の鳴き声、冬は山の音…そういった音はあるけれど常に静けさがある。ここには静けさがなく情報量がとてつもなく多い。そういった音を僕でさえノイズとして処理できなくなっているので、敏感な猫たちにとっては相当なもんだろうと思った。でもまぁ、それなりに十分にくつろいでいたりもするので、よしよしよし。
父が暮らす家へ行き、父と二人で病院へ。肉体とのお付き合いはとても難しいなあと思う。僕もあと26年後は今の父と同じ年齢。あっという間に同じではないにせよ、似た経験をすることになる。実際これまでもそうだった。同じではないけれど、父と似た経験をすることは多々あり、「あの時そうだったのか分かっていなかったなあ」と心底思うことが何度もあった。これから父と身体の具合にどう向き合っていくのが良いのか、そして僕の時はどう畳んでいくのが気持ちがいいだろうか、分からないけれど再優先事項だなぁ。
この最中、詳しくは聞けていないけれど弟一家には新しい命が誕生した様子。そして妹の旦那さん、過労の影響でか夜残業中に意識が消え高所から落下。まわりに誰もいなかったので、かなり時間が経過してから意識が戻り…今のところ大丈夫、大丈夫ではないのか。色々と気持ちがざわざわしてしまう。
帰路、猫たちの様子も色々あったけれど無事帰宅。夕飯を食べた猫たちは真っ直ぐ寝室に向かい、一瞬で泥のように眠った。普段は眠っていても近づくと耳だけ動いたりするのに、貪るように眠りに沈んでいく様子がとても愛おしかった。疲れたよねぇ。