斜に構えず純粋に楽しもう。

 2025年2月2日 天気良し。

 今日はたけの太陽家にて、nanairo主催『たけの音浴倶楽部』vol.01。当日の朝にも予約のメールが入り、これはとてもいい日になるなと確信。こうやって迎えることができるライブ、本当に嬉しい。

 14時過ぎから機材を搬入し随時リハーサル。このお店の規模で出す音が個人的には一番好きで心地よい。

Photo By Bozzo.

演目

  1. BIG MAMA 金魚(小林solo期の曲)
  2. 君の香りを小瓶に詰めて(小林solo期の曲)
  3. 桔梗の花
  4. 死者の声
  5. 誕生

共演

Chapter(豊岡、養父) / Lillan(福知山、朝来、姫路)


 Chapter、とてもお店に合った音で気持ちが良かった。リハーサルの時お店の外へ漏れ聞こえる音が素敵で、古い映画の中にいるような気分になった。そしてLillanは初ライブということだったけれど、とても優しく温かい音楽だった。とにかく斜に構えることなく純粋に音楽を楽しめる、温かい空間が出来上がっていた。こういった雰囲気が一番好きなライブで、ずっとずっと創りたいと思っていたものだった。特に言葉で伝えたわけではなかったけれど、演者も楽しみに来てくれた人たちも、どういうわけか大好きな雰囲気を創り上げてくれた。とても後味のいいライブだった。続けていきたいし、助けてくれる仲間がたくさんいるので、これからもっと良い雰囲気を創っていけるように思った。

 お店には40名程集まっていたのかな? 終演後帰っていく人たちの表情がとても柔らかくて嬉しかった。音楽を続けてきて本当に良かったと感じ、とても大きな力をいただいた。ありがとうございます。

 学びとして、今回はnanairo以外の2組は全曲カバー曲。カバー曲中心に展開するバンドを見るたび「どうして自分の曲を作らないんだろう?」と不思議に思っていた。今回の2組の表現はとても素敵でオリジナルだった。そして僕はカバーを上手にできないから自分の曲をつくりはじめたことも思い出した。得意な表現を一生懸命やれば全部いいんだ。斜に構えず純粋に楽しもう。

Chapter / Photo By Bozzo.

Lillan / Photo By Bozzo.


 20時に終演し、片付け〜打ち上げを楽しみ解散。帰宅後すぐに節分のお籠りに参加しようと氏神の祇園さんへ。「来ましたー!」というと「待っとったでー!」と。「今夜のライブはどうだった?」という話から、これから村をどう盛り上げていこうか等々、ストーブであたためた熱燗をたくさんいただきながら話を。神社に寄り話をするというのは、ただの呑み会とは異なる雰囲気になる。これが大好きとても楽しい。24時過ぎまで楽しみ解散。最高に素敵な1日をいただいた。