2025年2月7日。午前中は穏やかな天気。夕方より雪多め。
父の件で諸々あり弟や妹との連絡が絶えない1日。自然とそれぞれ役割分担ができ、どんどん動いてくれる。本当に心強い。ただ、3人ともかなりダメージを受けているのは確かで、互いにそのあたりもケアしながら。
でもどうしても気分が落ち込み何も手がつかなくなるので、豊岡劇場へ映画を観に行くことにした。
「キノ・ライカ 小さな町の映画館」を小さな町の映画館で鑑賞。どことなく僕たちが取り組んでいることと似たところがあり、僕たちと普段接している人と似た感じの人が登場し、他人事ではなく異国の同士を眺めているような気持ちになった。冒頭から流れる日本語の歌(篠原敏武さんの歌?)がとても印象的だった。異国の景色から日本語の歌が聞こえてくると、やはり日本語の響きって本当に美しいなと再認識し嬉しくなった。これからの時代、日本語がひとつ重要になってくるようにふと思った。しかし日本人はどうも、外から素晴らしさを伝えてもらえないと素晴らしさに気がつけない傾向が強いように思う。謙遜なのか、明治維新後の洗脳がそれほど強力だったのか、その両方か。
帰路、またまた雪が強くなった。
夜、疲れ切って寝落ちしていたら….火災が発生したということで消防団出動要請がきた。火災の箇所を確認したところ本部の近くだったこともあり、ごめんなさいごめんなさい動けません今夜のわたくし。夢の中で鎮火の放送を聞いたような。あとから同じ部落の仲間たちみんな、雪の中勇敢に出動したと知った。あぁ情けない。