昂奮して手が震えた。

2025年12月29日(月)

 昼、元(はじめ)さんとお好み焼きを食べに出かけた。いつも畑や道で話をしているけれど、一緒にあたたかい食事をいただきながらの会話というのは楽しい。元さんはお花が好きで、まだ体が元気な頃は山に入って珍しい花を探し見つけては持ち帰って育てていたそうな。今もその名残が畑や庭に残っている。「この山陰では珍しい花を山の中で見つけたことがあり、その時は昂奮して手が震えた。」と話してくれた。生々しく語り表現してくれるので、その時の姿が目に浮かぶけれど…果たしてその時の元さんと同じくらい昂奮したことが自分にあっただろうか?とぐるぐるぐる。じわ〜っと胸にしみて涙が溢れる、そういう経験はあるけれど、「昂奮して手が震えた。」というのは記憶にないんだな。味わってみたいなぁ。

 伝統芸能に取り組んでいる人たちの話を読んだり聞いたりすると、「とにかく同じことを何度も何度も繰り返し稽古することで身体に入る」ということと、「その身体に入ってから先に重要なことがある」というようなことを度々耳にしてはふむふむと納得してきた。ふと立ち止まってみると、同じことを繰り返して慣れてくると、その慣れた感じが妙に居心地が悪く、「なんか、こなれてきたなぁ」と良くない意味で「こなれる」という言葉を使ってきた。そして壊しにかかってしまっていたような。思い返すと、こういうことをそっと助言してくれる人が時々現れていたなぁということに気がついた。

 父、首を痛めたためパソコンを使う時に痛む…ということで、Chatでの会話が激減している。首の筋肉もかなり失われてきているのかもしれない。ALS、ALS、あらゆる面で難易度高し。