切磋琢磨。

2025年12月15日(月)雨、海は大荒れ。

朝、書道家の長老から用があると電話をいただき、昼過ぎにお邪魔し珈琲をご馳走になった。いつものように何気ない近況共有から深い話へと展開する。「とにかく自分を磨くことだ。自分を磨くことが良い人間関係のつながりを構築することに繋がる。そして自分を磨くことに繋がる最も大切なことは、親を大切にすること。親との関係を良くすることだ。」と言われた。途中式を教えて欲しくなったけれど、質問をごくんと飲み込んだ。こういうのは自分で解いていかねば結局分からない。そもそもどうしてこんな話になったのかも分からない。加えて随所で「古典を追求するように」といったことを多々言われた。多方面、古きを学ばねばと思うことは多々あるけれど、音楽と詩(詞)に関して当てはめると特に頭が痛い。頭が痛いなぁと思ったけれど、今こうして文字を入力しているラップトップの周りには、今や古典に値する読み物が積まれており、最近入念に聞き直している音楽を思うと…それには気がついていて取り組み始めているような気もする。背中を押して下さったのかな。そういえば、琢也の琢という字は父方の祖父が選んでくれたけれど、切磋琢磨の琢から取ったと幼い頃から聞かされていた。