2023年11月30日 冷たい雨。時々みぞれまじりの雨。
朝7時過ぎ、猟仲間から1頭鹿がかかったと連絡があり慌てて現場へ。
そのあと一緒に見廻りを進めると、先日も1頭かかった同じ場所で2頭目。かなり大きな雌鹿。
次に僕も罠を置いている鹿道でなんと3頭目。立派なツノの大きな雄鹿。痩せておらずとても強い雄。
先日、防獣柵の点検で歩いていた時に出会った個体で間違いないと思う。やはりこの道を歩いていた。
ここでかなりの疲労感で、急いで解体作業で利用している川へ。
手早く3頭の腹抜きをし、心臓や肝臓等をクーラーボックスに入れてさぁ帰りましょう。
汗と雨で体がかなり冷えているし、ボロボロ。
帰路、遠目に確認していた罠を念のため確認しておこうと寄り道すると…なんと大きな雌鹿。4頭目。
現実だと思えなかったが、受け止め仕留め、また解体場へ。
淡々と4頭目の腹抜きをし、心臓や肝臓等をクーラーボックスに入れて今度こそ帰宅。
帰宅後、今日の4頭を明日皮剥して肉取りして…その行先は一旦冷蔵庫でそのあと冷凍庫。
冷蔵庫は只今満室。
休む間もなく精肉作業に取り掛かり、冷凍庫への引越しが完了した時は19時半を過ぎていた。
その後、今日使った道具を洗ったり、手袋を洗って干したり、包丁を研いだり…
そして、湯で冷えきった体を温めたあと、夕飯を真弓さんと作っておいしく食べて休んだ。
もうこの冬は、十分食べるものがあるし、鹿肉を楽しみにしている友だちにも送ることができる。
ありがたい一日だった。が、酷く疲れた。
僕の罠を踏まず、仲間の罠ばかり踏まれる現象が少々不思議になってくる。
…11月15日に思ってしまったことと、その後度々見る夢が気になり始める。