漁師小屋にて。

エサキモンキツノカメムシ

2023年12月15日。 暑い。梅雨みたいにむっとしておる。なんだこりゃ。

罠の見廻り途中でエサキモンキツノカメムシに出会った。もう亀虫が発するにおいを臭いと感じなくなった今、こうしたレアキャラに出会うと胸が躍る躍る。このデザインを見ると、進化論に激しく疑問を感じる。どう考えても、「ちょっとかわいいの創ってみよっかな」とか、「臭いの色々創ってみたけど、臭いけど可愛いのを創ってみたらどうなるかな?」とか、そういったモノ作りの過程で必ず出てくる工夫とか悪戯心がどう考えても現れている。「長い長い時を経て、偶然このように進化しました。」など難しい顔で言われても信じられない。誰かが創ったし、創ったのは結構楽しい心を持っていらっしゃること間違いなし。

急に豊岡へ出なければならなくなり出かけたけれど、真弓さんがいい道を見つけてくれたもので、街中を通ることなく目的地へ到着。快適快適。

夜は猟師仲間の漁師さんにお誘いいただき、西町の小屋で漁師さんたちの忘年会に参加。年齢は20代から80代まで、体重は40kg前後から130kg前後までワイワイ元気に食べて呑む。ここは堅苦しいことが一切なく、ただただ豪快に食べて豪快に冗談ばかり言って豪快に笑う笑う。とにかく気持ちがいいんだ。

漁師小屋にて。