雪、熊、熊、猫…事件。

↑朝6時過ぎ。積りそうな雪が降ってきたなー…この時はまだ大変な一日になると知らず、呑気なもんでした。

2023年12月21日 雪。どんどん積もる。恐ろしい波、日本海。

いつものように、のほほんと罠の見廻り。天気の変わり目だから少し警戒はしている。でも、思い描いていたほど足跡もなく、あー今日も残念な感じかなぁと、順番に見てまわる。

なんと! 仲間の罠に熊です。罠は指を括っているのにもかかわらず、元気に暴れ回っている。迫力満点。ボリボリバリバリ杉の木を裂き、15〜20分程の間に一本倒した。なんという力。
その後まぁ諸々必要な手続きがありまして、ひと段落したのが14時半過ぎ。65キロの雄で体長は1メートルもないけれど、とんでもない力。でも、月ノ輪模様がとっても愛らしく、山ノ神の象徴だなぁと興奮したし会えて嬉しかった。
しかし、吹雪の中長時間、骨の髄まで冷えた。

これで終わればまだ良いけれど、仲間の罠に鹿1頭。待ち時間の間に解体し、一気に皮剥ぎ肉取りまで済ませた。
これで終わればまだまだ良いのだ…僕の罠にかかっていた鹿は…

熊に持ち去られ、前脚のみ残る無残な姿で発見。この罠はすぐそばに民家がある場所。いやはや全くこれ如何なものか。

そんなこんなで、ヘトヘトで夜を迎え…20時、豊岡に向かう。なんと驚いたことに、20分程車で南下すれば雪が全くない!なんぼ濱雪とは言ってもここまで違うのか。

茶々丸と風太

猫が増えた。笑
薄い灰色の女の子をお迎えする予定でしたが、どこでどう話が変わったのか茶トラの超やんちゃ坊主がやってきた。まぁまぁこれも縁。賑やかになりますよろしいことです。ありがたい。

大変な一日、ほっこり猫でおしまい。