2024年5月3日 とてもいい天気。お祭り日和だ。
9時半から北前まつり開始ということで、妹一家も一緒に出かける。ほんとうに暑いくらいの天気の良さで、とてもとても気持ちがいい。たくさん人があつまり賑やかで、ここならではのおいしいものも食べられるし潮風も心地よい。そして運営を一生懸命やっている仲間たちも楽しそうに汗を流している。色々と課題や変えていかねばらならないこともあるだろうし、原点を見つめ直さねばなことも多々あるだろう。それはそれでしっかり時間をかけて取り組むとして、それを凌駕する勢いやらエネルギーを感じた。ことはぐるんと大きく動きはじめている。来年も楽しみ。
nanairoの出番はいちばん最後。
演目
- 亀虫
- 雑草
- 死者の声
- 謎の麻酔
- 誕生
- 青年は広野を目指す(詞:五木寛之 / 曲:加藤和彦)
心配していた音響の問題は、竹野へ移住してきたベテランPAさんが担当してくれたので、なんなら外音はライブハウス級になっていた様子。うっすら聞こえてくる外音が結構攻めていて笑ってしまった。時々、ここではまだちょっと早くないか?と思ったくらいに。PA担当の彼も久しぶりの感覚を楽しんでくれたのかな。
ただ、野外でモニターがないのはやはりなかなか大変で、中音はすぐに散ってしまう。自分の声はほとんど聞こえないし、ドラムもうっすらしか聞こえないので目で確認。どうしても聞こえないと喉に力が入ってしまうので、歌、厳しかったなぁ。いい勉強になりました。
終わってから、歌詞に関して各々感じたこと考えたことを話に来てくれる人がいつになく多かった。歌詞の字面だけではなく裏側に食らいついてきてくれた。これがとても嬉しかった。ひとそれぞれの解釈、受け取り方、歌がその人に必要な形状に変化してくれているような気がしてみたり。特に、豊岡の専門職大学の生徒さん1名、食い入るように聞いてくれているのはステージ上からも感じていたけれど、色々考えて話にきてくれた。こういう人に一人でも出会えたら大成功。こういう人に出会いたくて作って歌ってまわっているんだもん。